切れ痔と肛門狭窄で計4か所の手術【 10日間の入院体験談 】



今回は、おしりの病気、痔についてお話します。

もう1カ月ほど前の話となりますが、切れ痔と肛門狭窄(こうもんきょうさく)の手術で入院をしたからです。

痔になってしまった要因は諸々ありますが、排便時に強く力み過ぎてしまったり、よくお腹をこわして下痢をしていたことが、一番の原因だったようです。

また、社会人になってから現在に至るまで、ずっとパソコンを使う仕事をしていたので、何時間も同じ姿勢で作業をすることは当たり前でした。

長い年月を掛けて、おしりに負担を掛け続けたことが、痔を悪化させてしまったのだと思います。

今まで自分の肛門や胃腸に対しては、ぜんぜん優しく接っすることができていませんでした。

今回、痔の入院手術を通して、排便方法や食事など、生活習慣を見直すきっかけができました。

肛門の治療と共に、肛門への意識改善をできるようになりました。

毎日のトイレが本当に楽になりました。

今では、入院手術してきたことを120%満足しています。

このブログを通して、入院前 ⇒ 入院 ⇒ 手術 ⇒ 退院 までの流れを、体験談としてお伝えしていきたいと思います。

この体験談が、一人でも多くの痔主の方の参考になれば幸いです。


肛門科へ行くまでの決意

痔との付き合いは、かれこれ10年以上になります。

子供の頃からお腹を下しやすい体質だったので、よく下痢をしていました。

学生の頃はもちろん、社会人になってもからも通勤途中でトイレに駆け込むことは少なくありませんでした。

それが嫌で、家を出る前には便をすべて出し切ってしまおうと、トイレで力み続けることが日課となっていました。

20代後半の頃、何となく便が細くなった感じはしていましたが、そこまで気にはしていませんでした。

今思えば、この時すでに「 肛門狭窄 」の兆候が出ていたのかもしれません。

それから数年後、肛門の周辺にイボのような出っ張りができ始めました。

時折、排便時に出血もありましたが、拭いたときに少し血が出る程度で、数日経つと出血や痛みは治まっていたので、だましだまし病院へは行かずに放置していました。

この時点で病院へ行っておれば、後々地獄を見ることはなかったのですが、病院嫌いでしかも肛門科。あと一歩を踏み出す勇気がありませんでした。

そして、最近になってもう一つイボのような出っ張りが出てきてしまいました。

肛門が狭くなっている上に、二つのイボに邪魔をされ、毎回の排便は超激痛。便器が真っ赤に染まることも度々ありました。

さらには、排便中だけでなく排便後にも痛みが出るようになり、じっとしていても、横になって安静にしていても、痛みが引かない状態になりました。

肛門は、熱を帯びたようにズキンズキンと痛くなり、最終的には、肛門周辺が腫れたような感じで軽く触れるだけでも痛くなってしまいました。

排便時は、肛門が切れないように力を抜いたり、態勢を変えたり毎回格闘していましたが、結局切れて超激痛と出血の嵐。

排便後は、イボが邪魔してうまく拭き取ることができず、最弱のビデでおしりを洗うも痛みと長時間の鈍痛。

イボはいつも出っ放しなので、座っているときも歩いているときも違和感と痛みのある生活。

さすがにもう限界を感じたので、病院へ行く覚悟を決めました。


【 はじめての肛門科 】へ つづく


次回は、以下のページをご覧ください。

>> 切れ痔と肛門狭窄で計4か所の手術【 はじめての肛門科 】




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