手術後7日目。
とうとう退院日の前日まできました。
しかし、ここにきて若干の問題が発生しました。
手術後6日目辺りから、便( うんち )が硬くなり始めたのです。
食物繊維たっぷりの食生活になれてきたせいでしょうか。
運動不足のせいでしょうか。
居心地が良すぎてストレスが溜まらないせいでしょうか。
入院する前まではお腹を下しやすく、いつも軟便だった自分には考えられません。
しかも薬でコントルールしているにも関わらず、硬くなるとは。。。
排便のコントロール
松島病院では、便の硬さを1~4の4段階で表現します。
1は、下痢の状態。
2は、水の中で崩れる程度の軟便。
3は、ハミガキ粉程度の硬さの軟便。
4は、硬い便の状態。
理想の状態は、3のハミガキ粉程度の硬さの軟便となります。
1と4の状態のときは、ちょっと恥ずかしいですが、看護士さんに便の状態をチェックしてもらうルールです。
すぐに看護師さんから医師へ報告が上げられ、薬などで便の硬さをコントロールしてもらうことになります。
自分は、4の硬い便になってしまったので、酸化マグネシウムを増やしてもらい、便の硬さをコントロールすることになりました。
退院日が延期になるのではと心配していましたが、午前中の回診で、先生から「 予定通り退院できます。 」とのお言葉をいただくことができました。
とりあえずは、一安心といったところです。
感動の祝い膳
無事に退院が決まると、退院日前夜の夕飯に松島名物「 祝い膳 」と言われる御馳走が振る舞われます。
祝い膳を前に、様々な記憶が走馬灯のように蘇ります。
入院前の辛かった日々。。。
はじめて松島病院の肛門科を受診した日。。。
不安と期待の入院初日。。。
手術後の辛かった深夜。。。
ここまで頑張ってきた自分を褒め称え、労います( 自分に甘し )。
ゆっくりと味わいながら、祝い膳を美味しくいただきました。
ところで、祝い膳の画像の右下にある紙袋には何が入っているのでしょうか。
中身が気になる方は多いはずです。
特別に公開いたします!
中身は、「 どら焼き 」でした。
( これから入院される方は、楽しみを奪ってしまいごめんなさい。 )
その場ですぐに食べてしまおうか迷いましたが、持ち帰ることにしました。
もともと自分は、高脂血症気味で、食事も高脂血症食でしたので、検査でおかしな数値が出ないよう我慢しました。
入院最後の夜となった訳ですが、酸化マグネシウムの影響で、便の硬さが「 4 → 3 → 2 → 1 」と一気に1になりました。
お腹がゆるゆるになってしまい、夜中に何度もトイレに行くことになりました。
まさにトイレに始まりトイレに終わるといったところでしょうか。
深夜のナースコールに関わらず、嫌な顔をせずに何度も対応いしていただいた看護士さんには、本当に感謝です。
【 退院日 】へ つづく