切れ痔と肛門狭窄で計4か所の手術【 退院後( 1週間目 ) 】



前回「 退院日 」を参照される方は、以下のページをご覧ください。

>> 切れ痔と肛門狭窄で計4か所の手術【 退院日 】


退院してから1週間が経過しました。

この1週間は何をしていたかというと、退院後3日目の通院を除いては、ひたすら自宅で療養していました。

基本的には、入院生活のサイクルを崩さないような生活です。

朝昼晩の食事は、できる限り食物繊維の多いものを摂取して、水分も1日1.5リットル以上は飲むように心掛けていました。

ちなみに辛い食べ物やお酒は一切口にしませんでした。

薬は、食後に整腸剤を服用し、便が緩かったり硬かったりした場合には、酸化マグネシウムを服用してコントロールしました。

硬めの排便が出た後は、たいがいシクシクと痛みが出てくるので、、痛み止めを服用して凌ぎました。

痛み止めは、この1週間で4~5回ほど服用しましたが、それ以降に使用することはありませんでした。


また、座浴は毎日続けました。

まだおしりを拭くのが怖いので、トイレットペーパーでペタペタと押さえる程度のことしかできません。

そのため、おしりをきれいに保つには座浴が必要でした。

座浴の容器は、退院の際に持ち帰ってきたのですが、残念なことに自宅のトイレには形状が合わず、使えませんでした。

仕方ないので、ちょっと不安定でしたが、風呂場の椅子に容器をセッティングして座浴を行いました。

自宅だから、ウォシュレットやシャワーで洗えばよいと思われそうですが、それは早計というものです。

まだ傷口が完全に塞がらないうちは、感染するリスクが高まります。

ちなみに、会社や公共のトイレなど、不特定多数の人が使うウォシュレットは、衛生的には論外となります。

また、我が家のトイレのウォシュレットは、水圧がとても強いため、最弱の設定であっても超強力です。

肛門に当てた瞬間に地獄を見ることは明白でしょう。

色々考えた結果、「 携帯用おしり洗浄機 」を購入することに決めました。



これなら水圧もそれほど強くないし、患部に当たるところを自由に調整できます。

水は毎回入れ替えるので衛生的にも安心です( 自分は浄水器の水を使用していました )。

いちいち風呂場に行かないで済むので、飛躍的に時間と労力を軽減することができました。


退院してから3日後の診察

退院後3日目に、松島病院へ診察に行きました。

松島病院では、退院してからは、3日後、1週間後、2週間後、1ヵ月後という間隔で通院・診察することを勧められます。

自分も病院のアドバイス通り、この間隔で通院しました。

さて、土曜日だったこともありますが、2階のロビーは相変わらずの激混みです。

待ち合い席は、全席埋まっている状態で座ることができません。

何時間待つことになるのだろうと、立ち見状態で途方に暮れていましたが、なぜか10分くらいすると、名前が呼ばれ診察室へ通してもらえました。

あとから知ったのですが、退院後1回目の診察は、最優先で診察をしてもらえるシステムのようでした。

長時間座っているのも立っているのも辛い状態だったので、とても助かりました。

傷が治りかけの大切な時期なので、患者に負担をかけないよう病院が配慮してくれているのでしょう。

とても患者に優しいシステムだなと感心しました。

( 2回目以降の診察については、従来通りに順番待ちとなりますのであしからず。 )


診察結果については、傷口がまだ塞がっていませんが、順調に回復しているとのことでした。

今回の診察で、以前の検査と同じように、肛門に内視鏡、あるいは棒みたいなものを入れられました。

入院前に実施したS状結腸内視鏡検査に比べれば大したことないのですが。。。


かなり痛かったです。


ちなみに、傷口がちゃんと塞がるまでには、1ヵ月程度は見た方がよいそうです。


仕事復帰に向けて

入院生活、自宅療養を経て、2週間ぶりの仕事復帰となります。

幸いなことに排便後は、まったく痛みがない状態まで回復することができました。

ですが、分泌液に関しては、未だにそこそこの量が出ています。

仕事復帰までには、分泌液が止まることを期待していましたが、間に合いませんでした。

パットを付けていると、おしりがゴワつくので違和感がありますが仕方ありません。

デスクワークなので、数時間は椅子に座ることになります。

30分に1回ぐらいは体勢を変える、立ち上がる等、おしりの血流をよくしなければいけません。

諸々の不安要素はありますが、まあ何とかなるでしょうといった状況です。




【 退院後( 1ヵ月目 ) 】へ つづく


次回は、以下のページをご覧ください。

>> 切れ痔と肛門狭窄で計4か所の手術【 退院後( 1ヵ月目 ) 】




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